オクラホマへ出発する前日、髪を切った。2ヶ月は持つよう子供たちの髪を切り、自分の髪も切った。
私は思いきりショートカットにして、職場では別人扱いされた。
でも、自分で切ったなんて信じられないほどうまく切れている、と他人は言う…。
お世辞でなく、ほんとなかなか上出来。
私の職場の日本人には自分で頭を刈っている、髪を切っている人が大勢いるのだ。(うちの部署の半分くらいの人は自宅でスキカルみたいのを使って切っている。ある奥さんもあまり素敵な髪型なので、どこの美容院に行っているのかと尋ねたら、すきバサミで切ってるんだって!)
私もカリフォルニア時代から、前髪は自分で切り、本格的な散髪は日本に帰ったとき。1度だけ、ニュージャージーに行ったときに、昔ニューヨークで日本人の髪をいつも切っていて腕がいいと言う噂の美容師に切ってもらった。本当にむちゃくちゃ上手だった。45ドルなり。
なぜ、美容院に行かないか、その理由は?
おおかたのアメリカ人の美容師は下手だから。ガイジンの髪なら、ガタガタに切っても髪質のせいで目立たないけど、日本人の髪の場合は一目瞭然。
今年5月。もう1年以上美容院に行っていなかったので、髪も伸びていたし、いよいよ美容院に行くことに。たまーにうまい人もいるのよね。補習校で会ったある奥さんが「xxさんが○○美容室で切ってたけど、わりに良かったわよ」と言うのを聞きつけ、○○美容室へ。でもどの美容師が切ったのかはわからなかった。運がよければと、飛び込みで行って順番を待った。私の名を呼んだ美容師さんを見て、ああ来るんじゃなかった…。
めちゃくちゃ太ったその美容師さんは、切るときにお腹が邪魔になって、短い腕を辛そうに伸ばしている。私が映る目の前の鏡の下に、ピンやら櫛やらいろいろ小道具があるけど、それに手を伸ばすのも大儀なので、ほとんど使おうとしない。息が荒く、立っているのもしんどそう…。(手早く切り終えて、座りたいと思っているに違いない。)
「ほうら、できましたよー。いかが?」
「ええ、とっても、気に入ったわ」 (…もうどうでもいいから、早く帰って自分で手直ししよう…)
「じゃあ、レジに来て。…ええっと、12ドルです。」
(12ドル!? …な、なんて安い。これじゃ、文句も言えないわなあ。)
かくして家に帰ってから、友人の「すきバサミ」を借りに行き、修正を試みた。
これがなかなかうまく行ったのだ。
そこで今度は本格的に切ってみた。すきバサミってすごい。ぼろを出すことなく、本当に結構上手に切れるのだ! 皆さんお試しあれ。
ブログ アーカイブ
自己紹介
- Jodako
- 2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。
0 件のコメント:
コメントを投稿