ひょっとしたらもう自分のコーナーはなくなっているのでは…と恐る恐るこのホームページを開いたら、一応残っているではありませんか。でも他の方の更新日はちゃんとアップデートされているのに、私のは2月のまま…。反省。
さて、今年はなかなか春が来ないと思っていたら、気が付いたらもう夏休みも目の前です。6月4日が学校の最終日。翌日から約3ヶ月にわたる長い長い夏休みの始まりです。
過去2年間、夏休みに子供達をアメリカの「家族」のところに預けていたのですが、今年は日本の家族に面倒をみてもらうことにしました。6月7日から8月初めまでの2ヶ月間、子供達を日本で過ごさせることにしました。せっかくの機会ですから是非とも「体験入学」をさせたいのですが…。
海外などで暮らす子供達が一時帰国中に「体験入学」と称して親戚などの身元引受人のいる場所にある公立学校に通学できる制度があります。しかしその引き受けの決定は各学校一任されています。3年前に1ヶ月弱ほど体験入学をさせたときは、夫の住む千葉で、長女がもともと通っていた小学校の、4年生と1年生に入れてもらいました。(その間、夫の母に来てもらいました。)もと在校生、地元出身者とあって、なんの抵抗もなくすんなり受け入れてもらったのですが、今回はちょっと事情が違います。
この夏は私の実家のある関西に帰すのですが、なかなか受け入れ先が決まりません。特に中学2年生のキニコの方が難航。最初に問い合わせた実家の地元公立中学(私と母の母校でもある)には、「数年前までは受けれいていたんですけど…。期末試験の忙しい時期でもありますし、もう最近はお断りしています…」とすんなり断られてしまいました。市内にはあと2校市立中学があります。もう一校も受入れをしていないと聞きました。今年から開校された県立の中高6年一貫教育の学校にも問い合わせましたが、こちらは新設のため1年生しかいないとのこと。
ほとんど日本の学校に通ったことがないこともあり、「体験入学はできればやりたくない」と言っていたキニコですが、「帰国子女のクラスがある学校があるよ」という話を聞いて、近くの国立大学の付属校になら行って見たいと言うようになりました。こちらも両親に代わりにお願いに行ってもらったのですが、「…地元の学校をみんな当たってみて、それでも、他に受け入れ校がなければ…」と言われてしまいました。
実は両親の知り合いに小学校の元教諭という方がいて、その方が公立校なら知り合いもいるということで、いろいろあたって下さっています。3月ごろからお願いしていたのですが、そのうち日本の学校は春休みに突入。4月に入って再びいろいろ掛け合ってくださった結果、下のシナコの方はようやく私の出身小学校で預かってもらえることになりました。しかし依然としてキニコの行き先が決まりません。
私としては付属に入れてもらえたら、キニコが一番嬉しいのではないかと思い、最初のお願いから2ヶ月ほど経った今週の初め、思い切って直接お電話してみました。あいにく担当の先生は授業中でお話できませんでしたが、検討中ということです。あれから3日経ちますが、まだお返事はありません。
他にも私の周りでこの夏体験入学をさせる人がいますが、皆さんそんなに苦労はなく、すぐに受入れ先が決まっているようです。違いと言えば、他の人は比較的、帰省先が田舎?であること…。おそらく体験入学者が増え、めずらしくもなくなると、受け入れ側にとっては迷惑なだけの存在なのだろうというのは容易に想像がつきます。時として手取り足取り指導しなければならなかったり。しかも時期はだいたいの場合は日本の夏休み前。中学ならどこでも期末試験の最中。学校の立場に立てば、その気持ちも十分理解できます。
でも親としては是非ともこの機会に日本の学校生活を味あわせてみたいのですが。どうか良い返事がもらえますように…。
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自己紹介
- Jodako
- 2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。
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