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しめくくり 2006/03/30

去年の2月でぷっつりと書き込みを辞めてしまい、知りきれトンボになっているので、近況報告を兼ねて最後の書き込みをしたいと思います。

7年間に渡ったアメリカでの生活にピリオドを打ち、去年の夏にシナコと私は帰国しました。学生ビザへの切り替えが無事出来たので、キニコは1人コネチカット州の寄宿学校に残りました。

10万マイル以上走ったセントラこと日産サニーは、免許取り立てのキニコの友達に1500ドルほどで譲り(基本的に動く車は売れるというのがアメリカのすごいところ)、高価なものはないにしろ家中の家具や雑貨を売り飛ばし、輸入手続の煩雑になった犬の準備を整えて、8月初めに帰国。(手続きは煩雑になったものの、犬の通関はスピーディーで、ジョダは荷物と一緒に出て来て、成田の2階の検疫で簡単な検査を終えたらすぐに私たちに引き渡されました。)

日本に馴染むかなと心配したシナコもすぐに地元の公立中学での生活を楽しみ出し、特にクラブ活動と、そこで出会った友達とのおしゃべりが楽しかったようです。

楽しかったと過去形で書いたのは、シナコは楽しんでいたものの、私は授業内容に多少不満もあり、たまたま近くの私学に帰国子女のクラスがあり、受けさせてみたら受かったので、今年の1月からシナコはそこに通っています。最初は慣れ始めた地元の中学を離れるのが嫌だったシナコも、新しい学校に行って見ると同じような背景を持つ友達がたくさんいて、自分が英語を話すことを隠したり、英語の本を隠れて読むことなく人前で堂々と広げられる開放感に、新しい学校がとても気に入ってしまいました。

キニコのほうも寄宿学校での生活が2年目になり、だんだんと自分なりのペースが出来てきた模様。最初あんなに苦労したフランス語も何とかそれなりに出来るようになり、今は学校の制度を利用して来年1年間をフランスの学校で過ごす計画をしています。

7年振りの日本。とにかく食べ物はおいしい。また手軽に日本食や半加工品が手に入り、毎晩の献立を考えるのに苦労しません。生協の宅配を利用しているので毎週必要な食材や消耗品が家の前に届けられ、ああなんて便利なんでしょう。

一方でどうしても、どうしても腹が立つのが満員電車。どうして日本の鉄道会社は満員電車を「肯定」しているのだろう? どうして乗客も誰も声を大にして文句を言わないのだろう。そもそも電車に「立って乗る」ことを前提にしていること自体間違っていると私は思うのに、通勤ラッシュアワーの車両からは椅子が取り払われ、それがさも改善策であるような顔をしている。アメリカの大都市から郊外へ向かう通勤列車はどれも向かい合った座席が両側にある長距離用仕立て。日本の通勤列車も1時間以上乗っている人が多い。

実際私は最寄り駅から東京まで40分かかり、ほんの昼間の2時間ほどを除いてはいつも座れない。夜の11時でさえ満員なんだから、これをナントカしろ!というのは間違っている?

会社の出勤時間を変える、電車を連結車両を増やし全て二階建てにする、そして極めつけは遷都。どうして政治の中心が東京でなくちゃならないの? これから30年以内に確実に大地震が来るとわかっているところに何故政治の中枢を残そうとする? 政治の中心が動けば、それにしたがって企業も人もかなり移動するはず。政治家が都内の官舎じゃなくて、東京から1時間の郊外から毎日電車で通ってみてくださいよ。人間のすることじゃないってわかるでしょう。

日本は先進国、豊かな国と言われながらも、実際の生活は全然豊かじゃない。ゆとりがない。ただ単に物資が溢れているだけ。

それともう一つ私が感じるのは、日本は口周衛生?口臭衛生?が遅れているってこと。私は実は超鼻がいいのだ。公共交通機関で近くにいる人の口臭で悩まされております。もう少しその辺のエチケットをメディアとかで声高に叫んでも罰当たらないと思うんだけどなぁー。特に中年以上のおじさんたち、気をつけて欲しいよー。あなたのその息に回りはとても苦しんでいます!

と日本に対する批判を書くと、つい皆様から煙たがられ嫌われたりしますが、これが今の正直な感想であります。

皆さん、ご愛読ありがとうございました。このような形で自分達の生活の記録を残すことが出来て、良い思い出になりました。またどこかで別の形で継続していけたらと思います。

PS 日本に帰国して1年にもならないのに、今度は夫の転勤でまた今年の夏からアメリカに転居することになりました。せっかく日本の生活を楽しみ始めたシナコはもう引越ししたくないと大反対だったのですが、やはり家族で一緒に暮らそうと思って帰国したのですから、再び離れ離れにならぬよう、私も娘もついて行くことにしました。これでキニコにも少し近くなります。

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自己紹介

2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。