先週の木曜の午後、会社でのこと。
私の席の周りで異臭が漂っている。振り向くと私の後ろの席に座る女性の所にある男性がやって来て、話しこんでいる。
(…スティーブのやつ…靴下をしばらく洗ってないのかな。それとも制服を洗濯してないのか…)
ところが、席を離れて廊下を歩いていても、同じような臭いがする。横を並んで歩いていた駐在員さんが、
「これ、床のワックスの臭いなんですよ。くさいでしょう。」
(なんだ、そうだったのか。スティーブを疑って悪かったな…。)
しかし時間が経つにつれ臭いもだんだん強くなっていく。先ほどの駐在員のおじさんも、
「あれー、こりゃワックスじゃないわ。何だろう。」
4時のベルがなり、その日は残業もしないで、さっさと机の上を片付けて退社した。
工場のドアを押して外に出ると、鼻をつんざくものすごい異臭!
もう普通に呼吸なんかしていられない。思わずジャケットの裾で鼻を覆った。
私の後ろから出てきた女性は、
「あら、田舎の香りネエ。」とニコニコしている。
私は足早に自分の車の所まで歩き、中に飛び乗ってドアを閉めるや「外気」を「循環」に切り替えた。
8マイル離れた自宅で、恐る恐るドアを開けた。やれやれ、さすがにここまでは臭わない。
翌日臭いの原因がわかった。
田舎の香水というところまでは分かっていても、いったい何がそこまでの異臭を放っていたのか、そこまでは不明だった。答えは「鶏の糞」の肥料。
いやあ、いろんな肥やしの臭いはかいだけど、ここまで強烈なのは初めて。
畑の真中に建っている工場だから仕方ないとは言え、こりゃ公害以外の何物でもないよ。
幸い臭いは2日で消えたけど…。
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自己紹介
- Jodako
- 2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。
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