文字通り凍てつくような寒さです。ついこの前までは暖冬だ、暖冬だと言っていたのですがそのまま春になってくれるなんて、そうは問屋が卸しませんでした。
先日のフリージングレイン以来、気温が急に下がりました。時たま気温が零度になる前後で雨が降ると、フリージングレインになることがあります。これは雨が地面や何かに当たるや否や凍ってしまう現象です。車を運転中にこれが起きると突然フロントガラスが凍って視界がゼロになりったり、ドアの隙間に入ったとたん凍ってしまいドアが開かなくなったり、また路上が凍ってトラクションがなくなりスリップするなどとても危険です。
ちょうど私たちが先日の面接旅行から戻る日に広域でフリージングレインが降りました。お陰でシカゴ空港はしばらく麻痺状態で、フライトは遅れました。オハイオでもフリージングレインが降りましたが、そのあと雨に変わったため、幸い空港から家に戻る路上は問題がありませんでした。
ところがその日の夜半、再び急激に気温が下がったために、ぬれていた地面や道路がそのまま凍ってしまい、翌日の日曜の朝は見渡す限りアイススケートリンクみたい。とても危なくて外には出られません。
夕方、娘が犬の散歩に出ましたが、犬に引っぱらせて運動靴のまま地面をすべり「犬ぞり」などと称しておりました。オハイオに長くいる人でも、こんな状態はめったにないとのこと。家の前の大きな石は、一瞬ビニール袋に覆われているのかと思ったら、見事に石の回りを透明の氷が覆っていました。
路上は塩がまかれたため、今はほとんど氷はなくなりましたが、往来の少ない私道や、道路の両脇はいまだに氷が残っています。気をつけないと時折タイヤがスピンしてしまいます。(このように路上の凍ったスポットを英語で「ブラックアイス」と言うのですが、本当にそこのところだけが真っ黒に見えます。)
ひとつ今回出かけたコネチカット州で面白いことを知りました。一日だけかなり雪が降ったのですが、オハイオの道路と比べて、翌朝、高速道路の路面にも雪がたくさん残っているのです。雪が降ったのが夜中だったから、除雪車がまだ来てないのかなと思っていましたが、後で聞いてみると、塩は環境に悪いのでコネチカットでは塩の代わりに砂をまくそうです。(車が白くなったことから、多少は塩が混ざっていると思われますが。)
オハイオも農業に塩が影響すると思うんですけど…。
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自己紹介
- Jodako
- 2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。
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