オハイオは紅葉真っ盛り。京都の高尾に負けず劣らず綺麗です。でもこれも一瞬で、これが過ぎると寒くて長~い冬が待っています。
寒さと雪に興奮したのは初めての冬のみ。あとは来る年、来る年この長い冬を恨めしく思っております。
キニコがコネチカットに行ってから、メールはない、電話はない。コンピュータはその後どうなったのか、日本語のメールが文字化けするとか言ってたけど、読めるようになったのか、歯医者の予約は入れたのか・・・。メールで質問を送っても返事なし。
1週間ほどして、いい加減頭にきていたところに、ようやく電話があり、やれやれと思ったら、
「ママ、電卓が、買っていったのと違うやつを先生が買いなさいと言っているんだけど、買っていい?」
え~?! 冗談じゃない。確かに最近送られてきた手紙に書いてあった電卓の型番とは違うのを買ったけど、それは春先に送られてきた持ち物リストに載っていたもの。既に購入していたから持たせてのだが・・・。安いものならまだしも、100ドル以上もするものを、そんな簡単に違うのを買えなどと・・・。
「先生に講義しなさい」と私。
その後ずっと連絡がなく、あの電卓はどうなったんだろう?(今まで忘れてた。)歯医者の予約のことも連絡してこないし・・・。また私の怒りが頂点に達した頃、キニコからの電話。
「ママ、食べ物送って。持って行った日本食はもうみんな食べちゃった。」
「もっと、こまめに連絡しなさい! 歯医者は予約したの?」
「まだ。」
も~!と怒りながらも、またせっせと日本食品店に行き、真空パックのご飯やふりかけ、レトルトカレーに焼きそばUFO、カップラーメン・うどんを買って送る。
しかし、荷物が着いたとも、ありがとうとも、言ってこない。もうこっちも知らんぞ!と思い始めた頃、電話。相変わらず歯医者には電話をしていない。え~加減にせい!
で、電話の要件は、「iPod買っていい? みんな持っているもん。」
「みんな持っている」は子供たちの常套手段。だいたいそんな高いもの買えますか。
「いまはダメ。あんたの成績が良くなったら考える」とひとまず落着。
というわけで、キニコが行ってから1ヶ月。電話があったのは4回。全て何か買いたい、欲しいという内容。メールは短いのが3回。ま、便りのないのは良い便りと言うので、最近は私も気にするのをやめた。確かに、「ママ~、帰りたいよ~。」と言われるよりいいか。
一方、一人っ子になったシナコ。先日パパの質問(多分、キニコがいなくなってどう?と聞かれていたのだと思う)に、
「ううん。全然。すっごく自由な気持ちがする。だって、これまでは何かしようとすると、キニコが『XXするとたたく』とか、『うるさい』とか言ってたけど、今は誰もそんなこと言わないから。」と答えていました。
そのうち寂しくなるのかな、と思ってみていますが、今のところそういう素振りはないな~。私はというと、キニコから連絡ないとやっぱり気になるものの、世話する相手が一人減るというのは、時間もできるものですね。再びたまりにたまった写真でも整理しようかと、取り掛かりました。
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自己紹介
- Jodako
- 2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。
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