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2週間が経って  2001/09/25

事件が起こって今日でちょうど2週間。

事件が起きたのが9月11日火曜日。

14日金曜日は「祈りと追悼の日」。

17日月曜からは普通の生活に戻るよう奨励され、NY株式市場も復帰。
はじめの1週間はテレビのCMが全く流れなかった。それも日曜の夜あたりから復活。(…ずっと続けば良かったのに。アメリカはCMになると急にボリュームが上がる。CMでトイレなどに立つ人にも聞こえるようにだとか。自動でCM中はミュートになるテレビがあれば買うのに。)

21日金曜日。連邦議会議事堂にて大統領のスピーチ。大統領のスピーチが拍手によって何度も中断される。こんなスタイルのスピーチは年に一度行われる「一般教書演説」でしか見たことない。上院、下院議員はもとより、閣僚および最高裁裁判長5人全員、訪米中のトニー・ブレア首相や、ゲストとしてペンシルバニアに墜落した乗客を夫に持つ奥さん、犠牲者となった消防隊員の奥さんなども列席していた。この場でテロに対抗する組織 Office of Homeland Defense の結成が発表になった。

こうした席に必ず同席しているはずの副大統領チェイニーの姿は、この日見られなかった。大統領と副大統領が同席して双方に万が一のことが起きてはいけないからという異例の配慮と説明された。

あとでフォックスニュースのコメンテーターが一言。
「大統領がいなくなって、上院議長、下院議長、両院議員に閣僚、最高裁裁判長が全員いなくなって、おまけにイギリス首相までいなくなったとしても、私達にはチェイニーが残ってるんですよネエ。」
思わず吹き出した。

23日日曜。ヤンキースタジアムにNY市長ジュリアーニ、クリントン夫妻、ベット・ミドラーや各宗教の代表者などが集まり、オプラ・ウィンフリーが司会をつとめた集い。観客4万人。会場のセット、後片付けは全てボランティアだって。

昨日月曜からは「喪に服す時は終わったから半旗はやめて」との大統領の言葉で国旗は上まで揚げることに。

今日、マイケル・ジョーダンンがプロバスケットに再び復帰すると発表。今シーズンの報酬(確か約1.3億円)は全て被害者に寄付するそう。

今朝のラジオのニュースでは、既にアメリカ市民から赤十字に集められた募金の総額は約30億円に達したとのこと。これほどの額が集まったのはこれまでにないらしい。赤十字は200億を目指している。

今日、予約をしていた献血に行ってきた。ところが採血した血液を入れる袋がなくなったとのことで、献血できず。聞き間違いでなければ、血液の有効期限は42日とか。(成分に分けて冷凍保存して、ずっと使えるものだと思っていたんだけど。)また必要になるから後日お願いしますと言われた。

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2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。