ラベル

番外編 2001/03/27

長らくご迷惑をおかけしました。
ようやくコンピュータが直りました! でも言うなれば脳卒中で入院して、なんとか普通の生活ができるまでにはなったものの、いつまた発作がでるかとどきどきしている状態。無理は禁物です。

きっかけは、子供用のゲームソフトをインストールしたことから。これまでにも2、3アメリカのソフトを私の日本語環境のウィンドウズにインストールしたことはあったし、ぜんぜん問題がなかったから、「言語が違います」みたいなメッセージが出たけれど、無視してインストールを強行したら…。

ウィンドウズが起動しなくなったのだ。何だかわからないメッセージが出て、その後、続行してもブルーの画面が出るだけでアイコンもスタートボタンも何も出てこない…。こうなったらもうお手上げ。

会社でDOS時代のコンピュータを使っていたことがあるという化石のようなS氏にお願いして診断してもらう。氏いはく、「ハードディスクは問題ないから、セットアップ用のバックアップディスクを入れたら、すんなり立ち上がるよ」

というわけですぐに夫に頼んで、バックアップ用のディスクを送ってもらうことに。

ところで、ある友人がムーアの法則ならず、コンピュータ10万円の法則というのを教えてくれた。コンピュータの寿命は10万円=1年というのだ。15万円出せば1年半、25万円なら2年半という具合に。そう思って見渡してみると、申し合わせたように、ぴったり壊れているのだ。もうこれはコンピュータ会社(あるいはマイクロソフト)の陰謀としか思えない。

さて、届いたディスクを入れて、ウィンドウズが立ち上がるのを心待ちにしたが、結果は同じ。こうなれば残る手段はウィンドウズを入れ替えるだけしかなさそう。独力で95を入れ直そうとしたけれど、画面に表示されるDOSの言葉が理解できない。何を入力しても、アホの一つ覚えのように 「コマンドが違います」を繰り返すばかり。

またしてもS氏に頼んで、「ダメ元ですから、煮るなり焼くなりしてください」と運命を託したのだった。
週末の6時間半を費やして、なんとかハードの中身を残そうと苦心してくれたけれど、やっぱりダメ。仕方がないから95を入れ替えてくれた。
起動するようになったPCが月曜日、私の机の上で待っていた。

「DOSの言葉が15文字しか理解できないところに、ゲームのDOSの言葉は30文字だったからそれが邪魔してたんだね」というS氏の解説は、DOS言語と同じくらい私には理解できなかった。

とにかくルンルン気分で自宅に持ち帰り、さあインターネットだと喜び勇んだけれど、ケーブルのセットアップができない。そう言えばケーブル会社のお兄ちゃんも「日本語のウィンドウズには、××がない…」とかぶつぶつ言って、一人目の若いお兄ちゃんではだめで、再び日を改めて先輩格のお兄ちゃんがやってきて、ようやく繋がったんだったっけ。ケーブルがだめならモデムがあるさ、と思ったけど、モデムのセットアップ用のディスクがない。ついでにプリンターのセットアップディスクも持ってない…。

インターネットがだめでもワープロとして使えるから、子供の宿題はできるし(レポートの提出とか、たまにある)、このホームページへの投稿原稿の書きだめでもするか。
ところがどこを探しても、ワードもエクセルも見つからない。

翌日会社でS氏に「ワードとかエクセルってどこに入ってるんでしたっけ?」
「何言ってんの。オフィスのソフトがないと、そりゃだめよ。」
ああ、そうだったのか。ウィンドウズになんでも入っているのかと思いきや、みんな別々なのね。
そしてまた、日本の夫にSOSをして、セットアップのディスクだの、オフィスのソフトだのを一式送ってもらった。

海を越えての郵便を2度も待たねばならなかったから、復活まで時間がかかりましたが、ようやくここまで回復しました。 これは快気祝もらってもバチあたらないなあ。

PS. 
でも正直言って、コンピュータのなかったこの1ヶ月、ずいぶん時間に余裕があった…知らず知らずのうちに、コンピュータに時間がとられていたのね。今日もこの原稿を書くのは2度目。だって1度目に書いたのはなぜか全部消えてしまったんだもん…。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。