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矯正  2001/04/17

アメリカの子供たちの何割くらいが歯並びの矯正をしているのか、正確な数字は分からないけど、私の感触としてはミドルクラスのは半数は、何らかの矯正治療をしていると思う。 (クラスで矯正している子と、離婚した両親をもつ子とどっちが多いかな? きっと後者の方が多い?)

我が家も例に漏れず、普通の歯医者にかかったら、「矯正歯科」に行けと言われた。二人とも私に似て歯並びが悪い。 私もサウジにいた時に歯医者に、「矯正したほうがいい」と言われ真剣に考えたが、駐在期間が残り1年を切っていたので、時間が足りずに断念した。

診察の結果、上の娘は、矯正をかけるための大人の歯がまだ生えていないために、今すぐには始められない。下の娘は、前歯が少し目立つ(つまり、出っ歯)上、そのすぐとなりの歯が噛み合わせると、下の歯の内側に入ってしまうくらいへっこんで生えている。

「これは割に簡単に治りますよ。上の歯だけの矯正だし、比較的短期間で、9ヶ月くらいですね」と言われた。 ぎりぎり、こっちに居る間に治せるかなと、矯正をすることにした。しかし、既にご存知のように、矯正が始められるまでに色々あって(虫歯の治療、抜歯、それに矯正をする隙間をつくるステップ)、しかもそれぞれの予約の間が1ヶ月近く空いてしまい(会社が終わってからの夕方の予約に固執するため)どんどん時間が過ぎてしまった。

いよいよ、明日矯正をつける。歯医者を初めて訪ねから早4ヶ月。

我が家の場合、問題は期間より金額だった。恐る恐る聞かされた金額は、思ったより安かった。上だけの9ヶ月間の矯正で、1180ドル。約12万円。 支払方法は3通り。 

1) 一括払い 
2) 最初の契約時に325ドル。 あとは1ヶ月ごとに95ドル x 9ヶ月間 (=1180ドル)。 (利子なし)
3) 月額56ドルでローンを組む (利子あり)

迷わず2番を選んだ。 (1番を選ぶ人はどんな人でしょう?)

普通の上下の矯正はいったい幾らかかるのでしょう? 聞いたところに寄れば、普通はだいたい2年間で3000ドルくらいだそう。 日本じゃ100万はすると聞いているから、3分の1。 しかも保険の種類によっては矯正もカバーするものもあるそう(私のはだめ)。 普通の家庭なら、必要あれば誰でも矯正するはず。

だから、アメリカでは歯並びを見れば、だいたいその家庭のレベルがわかってしまいます…。

PS
たった今、5年生の娘に聞いてみた。 
25人のクラスの中で、矯正をしているのは3人。 離婚した親を持つ子は、知っているだけで4人。
(5年生は矯正には少し早い年齢だということ、そして親しい子でなければ家庭の事情はわからないということを考えると、この二つの数字はまだまだ伸びそう。)

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自己紹介

2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。