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車  2001/05/23

アメリカは車社会と言われますが、本当に車がないと田舎ではお手上げ。カリフォルニアに居た時は、観光地ってこともありバスも走っていたし、こじんまりした町でしかも町同士が隣接していたから、結構歩いて行ける範囲も広かったのです。

ところがここオハイオでは町と町の間が15から20キロ離れているし、町自体も広い(土地が余ってる)ので、歩いて行けるところなんてほとんどない。家から車で5分のダウンタウン(裁判所、郵便局、市役所、図書館などがある)も歩いたら小1時間かかるかな。大型スーパーは町外れに固まってあるんだけど、ここへは更に1時間かかるかなあ。もっとも誰も歩いてなんで出かけませんが。

どこでも車だし、日本のような渋滞もないから(全くない訳じゃないけど)、距離感が変わって来るのです。どこでも近く思える。だけど、日本の感覚でよーく考えると実は遠かったりして。

たとえば、私の働く工場へは車で10分。でも距離は8マイル(13キロ)。田舎の道の割には幹線道路だから結構スピードは出せる。制限速度が50マイルだから、いつもそれよりちょっと早目の60マイルで毎朝通勤(10マイルオーバーまではスピード違反でひっかからないという噂)。
 
最近はアメリカでも飛行機の値段は随分と安くなったけれど、10年ほど前までは結構高かったから、長距離でも主な交通手段は車でした。今でも年配の人ほど車で遠くまで移動する気がします。

私たちも3人となると飛行機はかさ高く、もっぱら移動は車。カリフォルニアにいた2年間で1万3千マイルしか運転しなかったのに、カリフォルニアを出てからの走行距離は2万マイル(3万2千キロ)。(カリフォルニア~オクラホマ間は車を輸送)

車で移動した最高はオクラホマ~オハイオの930マイル。これは1往復半したんだけど、一人で走ったときは12時間で走行。(トイレ&ガソリンに3回止まっただけ)

あとの遠乗りは、アトランタ(8時間)、ミシガン州トラバースシティー(6時間)、ニュージャージー(8時間)、シカゴ 5時間。

こうして車がビュンビュン飛ばしているから、路肩にいっぱい動物死んでいます。

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自己紹介

2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。