カリフォルニアの大学院での話。
必ず学期が終わる直前に、各授業ごとに教授・講師に対する評価シートが生徒に配られる。無記名のマークシート方式になっており、授業内容の的確さ、授業の明確さ、宿題の量、課目についての知識、質問への対応などなど細かい項目ごとに10段階での評価が求められていた。裏面にはことばで、教授・講師に対するコメントを書く欄がある。
集計された内容と、筆跡を隠すためにタイプされたコメントが教授・講師に渡される。
ここで出た評価が、この教授・講師を続投させるか否かを判断する材料の一部となる。
この大学院は、あまりに小規模だったため、少数の生徒の意見でも過半数として反映されることもあり、必ずしもこの評価結果が妥当であったかどうか疑問はある。しかしながら生徒の声に耳を傾けようという学校の姿勢は然るべきだと思う。
アメリカの大学・大学院ではこのように生徒が教授を評価するということは普通に行われているという。
今の日本の大学・大学院はどうなのでしょうか。
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自己紹介
- Jodako
- 2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。
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