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攻撃されたアメリカ  補足 

申し遅れましたが、皆さんご心配ありがとうございます。とりあえず今のところは直接の影響ありません。

事件のあった日は正直言って何かを書こうとは思えませんでした。ほぼショック状態でした。いまだにショックは続きますが、事件が徐々に明らかになるにつれ、予想されているように人々の気持ちも怒りに変わっていくのかも。私もそうなるのかな。

さて、帰宅後まもなく書きこみましたが、よくよく報道を見れば、犯人に関してはこちらでも同じ位つたえられていることが分かりました。事件と関連があると見なされている者は「逮捕」ではなく、参考人として「拘束」されています。これが日本の一部メディアでは「逮捕」と伝わったのかな。

犠牲者の数については相変わらず慎重です。今夜9時にはじめて具体的な数字が示されました。NYのポートオーソリティー(港安局)より、WTCビルでの犠牲者は2万人をくだらないだろうと。これを報じたFOXのキャスターのコメントは「このビルの下の地下鉄などでの犠牲者を含むと更に1万人…」でしたが、信憑性はわかりません。

NYCに住む友人とようやく連絡が取れました。電話がずっとつながらなかったので心配しましたが。彼女のアパートはマンハッタン下町にあります。すぐ近くではないけれど、比較的近いところです。アパートの窓からはWTCが良く見えました。それが視界から消えたと。一部始終を窓から見たそうです。そのショックはどれほどでしょう。彼女はビル内の富士銀行で働いていたこともあるし、つい少し前も仕事で訪れたばかりだと。NYCの変わり果てた状況がどれほど地元のひとがどれほど動揺しているか思うに余りあります。

昨日は、帰宅してすぐ、ホストシスタ-のベッツィーに電話を入れました。ニュージャージーに住んでいる彼女の家からNYCは通勤圏です。私も2年前の夏、マンハッタンの会社で研修生として2ヶ月を過ごしました。ベッツィーの息子のオースティンの通う学校には親がTWCで働いてる生徒が数名いるそうです。子供たちへの対応を心配していました。彼女の義弟ダグ、姉のスザーンの夫バーニーもミッドタウンで働いていましたが無事でした。

私の会社では今日と昨日、黙祷がありました。

町に至るところで献血を募集しています。日時が指定されていて、私も今日、予約してきました。来週の火曜日5時半です。

「武力行使」という言葉がテレビの画面に登場するようになってきました…。いったいどこに、だれに。ラ・ディンだけ、タリバンだけを狙い打ち出きるなら大いにやってほしい。でもこれ以上どん底のどん底にいるアフガンの女性たちが自由を味わうことなく犠牲になるとしたら…。でも、彼女たちの今の状態と比較すれば、亡くなって天国に行くほうが幸せだと考えられなくもないけれど…。

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自己紹介

2010年8月にコネチカット州よりノースカロライナ州へ移住。移住後の生活をブログにて報告します。